ライ麦パン計画
旅行blogわが水車小屋にはヴァーリオという小麦をきれいにする機械があります。
脱穀された小麦には、まだほかの植物の種や小石、土などが混じっているので、石臼で粉を挽く前に、ヴァーリオの中で回転させながら、不純物を取り除くのです。
私たちがここに来た頃は、長く使われていなくて、手回しで動かす仕組みだったのを、アントネッロが電機のモーターをつけてくれて、いまでは、電源につなげると、ぐるぐると自動的に回転します。
先日、近くの農家からライ麦をヴァーリオにかけたいという人が水車小屋にやってきました。
実はいままでライ麦を挽いたことがなかったんです。初めて見るライ麦は小麦よりも長細い形をしています。来週の火曜日に、もし池に水が溜まっていれば、粉ひきをする約束をしました。
農家のＭさんは、ライ麦パンのレシピを持っているそうで、もしうまく粉ひきが出来たら、ライ麦パンの作り方を教えてもらいたいなあと思っています。
グルテンがほとんどなくて、べちゃっとしてしまうライ麦パン。作り方をざっと説明してもらったけど、通常のパンとは発酵のさせ方がちょっと違うようです。美味しいライ麦パンが焼けたら良いな。女性なのに軽々と25キロの小麦袋を抱えてしまうＭさんはドイツ人。でも長く、このムジェッロ地方に住んでいて、病院で助産婦の仕事をしています。
水車小屋には面白い人を引き寄せる何
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