ドロミテ街道を征く

　イタリア１９日目　橋の下〜ミラノから東北東に約２３０km プラン・デ・グラルバの町　日付が変わる０時ごろに激しく雨が降っていたが問題なし。この調子で上手いこと走れれば良いなと思いつつの起床。バッチリ青空が広がっており素晴らしい。　野営地としてもかなり好条件のポイントでした　ブリア川に沿う形で５kmほど進み、渓谷のど真ん中にある小さな村から一気に南側の崖を登るルートに入る。ここから先にある「ドロミテ街道」というのが急峻ながらも美しい山々を抜けるイタリアでも随一の自然豊かな土地だそうで、そんなの教えてもらったからには行きたくなるのが道理。　この道を進み続ければ割と楽にオーストリアまで抜けれるけれど　「楽」と「楽しい」というのは同じ字を使っていても両立するとは限らないのだ。どんなエグい道だとしても、素晴らしい景観を誇るというドロミテ街道を走らないということは無い。幸いにしてヨーロッパ入ったばかりで時間的な余裕もあるし←これが１番重要　最初から急斜度だなぁ　やや小さい道を使っているためか、先日のステヴィオ峠のように大勢のサイクリストが走っているということはない。それでも数組は自転車乗り見かけたけれど、自転車人気の高い夏のイタリアでこれはむしろ少ない方。　SS242dirという道に合流して斜度は楽になった　せっかく北上して来た道を逆走するかのように南へ向かって進んでいるが、これは東にピズ・

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