場所:エチオピアの首都であるアディスアベバのやや北部に位置している。町の中心部から少々離れているのだが治安が悪い関係で自転車を置いておくことに躊躇いがあり、私はトラムでメリニクIIスクエア駅まで移動し徒歩で向かった。バスだと博物館最寄りの停車場もあるのだが路線図よく分からなくて使わずじまい。入場料:これが驚くほど安価で、2020年当時は10ブルで日本円にして約35円程度。今調べてみたら料金5倍に跳ね上がってたけどエチオピアブルの価値が下がっているらしく、日本円換算だと約110円であった。まぁこんなもんか。 エチオピア唯一の国立博物館であるものの、そもそもアフリカにおける文化・歴史的な博物館なんぞエジプト除いて大した規模でもなければ世界的に有名で貴重な出土品がある訳でもない。実際そう感じさせる細やかな博物館であり、要するにここへやって来る多くの旅行者は、最古の人類であるルーシー先輩に敬意を払ってご挨拶するためといって良い。 そのルーシー先輩の骨もレプリカらしいがそれは些末なことだ。人類が誕生したと目される土地で、その御仁のお姿を拝見して人類の歴史に思いを馳せる。そういうロマンを存分に感じさせるための場所です。写真は他の展示品が多いけど。
Source: 自転車ときどき世界1周
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