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真夜中の捜索活動


先週の金曜日は救急の夜番でした。いつも結構寝れるから、今晩も大丈夫だな!と熟睡していたところ、夜中の3時頃にサイレンが鳴り出動。アペニン山脈のふもとで、夕暮れ時に道に迷ってしまった登山者の捜索で、私たちは既に5時間待機していた救急車の交代のために現場に向かいました。
途中で、アントネッロにもしかしたら帰りが遅くなるかもしれないことをメッセージしておいて良かった。ちょっと山を登り始めたら、携帯が全然繋がらなくなります。


詳細は書けないけど、結局は朝方、無事に見つかりました!日が暮れて、深い霧が出てきたので、一晩、迷った場所で動かずに日が明けるのを待っていたそうです。きちんと装備をしていたのが幸いでした。
無線で「見つかった!」との一報が入った時、山岳救助隊のメンバー、消防隊員、救急隊員、警察官が全員「ホッ」として(本当に「ホッ」と音が聞こえたかのように・笑)、始終、むっつり顔だった消防隊の団長も、顔が緩んで冗談を言い合っていました。あ、ちなみにトスカーナでは捜索は無料です。イタリアでも、登山者を非難するような声もあるけど、少なくともあの現場では全員が「見つかって良かった!」って言う安堵の気持ちの方が強かったと思う。



特に外傷はなく、元気だったので、本人から救急搬送拒否のサインをもらって任務終了。
下の村に降りて行って、朝ごはんを食べに村のバールに立ち寄ったら

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