降り始めてからじゃ遅いのよ

　フランス１６日目　ヨンヌ川沿い〜パリから南東に１０９km地点 またヨンヌ川沿い　深夜に雨がポツポツ降り出して、朝になっても降り止まず。とりあえず洗濯物を濡れる前に取り込んでおいのはファインプレーだったと思う。　雨足は落ち着くどころかどんどん激しさを増す一方で、ついには雷を伴う大雨へと変わってしまいテントから外へ出ることも叶わない始末。結局１２時すぎてようやくひと段落したのを切っ掛けに出発準備を始めた。　天気予報ではそんな降る感じなかったのになー　どうしたもんやら 　しかし空は未だ曇り空。いつまた雨になるか分からないお天気であり、こういうときフランスの田舎道ってのは困る。何しろ雨を凌げる屋根が出てくるタイミングが日本と比べて非常に少ない。　イギリスとかもそうだったけど、普通の一般家屋は軒先がせり出ていない構造のため建物の下に一時避難するというのも難しいのだ。　でも雨降ってきそうだなぁ・・・　な〜んか嫌な予感がしたので町外れにあったバス停にて休憩がてらしばらく待機していたら、案の定大雨となってしまう。特に情報が限られる海外を走る自転車旅行では、時にこうした感覚がとても重要となるのだがどうやってそれを身につければ良いのかはよく分からん。　最終的には経験と勘なんじゃないかな？　１時間半ほどで雨も降り止み空も明るくなる雰囲気が。割と大きな町から離れたポイントにいるため、最低でもス

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