卒(しゅっ)する日。
外国人との恋愛
百箇日法要を無事に終え カナダに戻って来ました。都合で四十九日に出来なかった納骨をこの日に行い父と最後のお別れをしました。 「寂しいけど、これでやっとお父さんが行くべき所に行けたね。」と母。 卒哭忌(そっこくき)とも呼ばれ 故人を失った悲しみを遺族が乗り越え、日常に戻るための節目とされている百箇日。母は多分まだ そんなに乗り切れてはいないと思う。敬老の日の町内のお食事会をお断りした母。皆にお悔やみを言われたら またきっと泣いてしまうだろうと思ったからだと。当然ですよね、そんな簡単に乗り切れるわけがない。ずっとずーーーーーーっと、一緒にいた人なのだから。 それでも、来週は大好きだったのにもう何年も行っていなかった宝塚に久しぶりに行くのだそう。父がもういなくても これからも続くその人生を少しずつ少しずつ父の分も元気で楽しく生きていこうと 母は頑張っている。私も頑張らなくては。 カナダへの帰国の日、関空についた時 ふと目についたフードコート。数年前に父と母と来て 一緒にたこ焼きを食べたのを思い出し涙がポロポロと出て来た。そしていつも空港まで見送りに来てくれた二人に振り返って何度も何度も手を振っていたのことも思い出し暫く涙が止まらな

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