アスファルト続くなんて思ってないよな？

　キルギス３５日目　カイザートの町〜ビシュケクから南南西に１０１km地点 川沿い　程よく寒い朝を迎えてコーヒー飲むにも丁度いい。私は幼い頃から寒さに強いタイプの「冬でも半袖・ビーチサンダル」というタイプのガキだったのだが、寒さに強いということはそのまま暑さに弱いのである。　何故か「どんな環境でも放っておいて大丈夫」みたいな目され方だった気がするが、寒さに強いタイプは暑さに弱いと相場が決まってるんだよ。古事記にも日本書紀にもそう書かれてるぞ。　やっぱ涼しい環境でナンボよ　小川の反対側に陣取ってたので出発前から自転車と一緒に川を渡って道へと向かう。水深２０cmにも満たない深さの規模だけど、これが１つあるだけで行水からビールの冷却まで八面六臂の活躍をしてくれるのであり、家鳴りキャンプは水場の近くに限る。　カイザードの町から北に抜ける道を通って　１日半ぶりのアスファルト道だ！　いや正確にはカイザードの町中は舗装されてたのでこの限りではないが、ここはやっぱり「アスファルトの幹線道路に戻ってきたぞ！」という喜びを前面に出していきたいのが人情というものでしょう。自転車旅行は感動こそが原動力なのだし。　昨日と変わって楽な道が続く　流石に全くペダル漕がないわけにはいかないが、特に力を入れずともスピードが乗ってグイグイ進む程度には下がっていく道。地味に正面から風が吹いてくる環境だけど、逆風のマイナス面

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