春の珍味ランパショーネ

久しぶりに晴れた日曜日。ふと庭を見ると親方が何か掘ってる。
それを観察するラーラ(笑)
掘っていたのは、lampascione (ランパショーネ)と呼ばれるムスカリの一種です。
春に野原に顔を出す青い花です。白い部分は全部地中の部分でかなり深い所に球根があるので、相当掘らないと出てきません。
プーリアでは良く食べられる春の食材ですが、トスカーナでは生えてるけど食べません。
親方が頑張って沢山掘ってくれました。
あれだけ大汗かいて採ったのに、たったこれだけ。
小さな玉ねぎのようです。
今回は手早く茹でて、オリーブオイルとワインビネガーで食べました。
食感は独特のぬめりがあって、とっても苦いんです。でもこの苦さが体に良さそうで美味しいんだな。春の珍味です。
パン粉をまぶしてオーブン焼きにし、子羊のオーブン焼きに添えて一緒に食べるのが一番美味しい食べ方だと思います。
アントネッロは他の植物の球根と間違わないように、花がついているものだけ(ランパショーネと確認できるものだけ)収穫していました。
百合とかヒヤシンスとか猛毒の球根もあるから、収穫される方は気を付けてくださいね。
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