クルミリというトリノのお菓子

まだトリノを引きずってる(笑)いやー、本当に良い街でした。
フィレンツェのアパート滞在中に、一泊でヴェネツィアに行く人は多いけど、トリノに行く人は結構少ないと思います。勿論、ヴェネツィアは一回は行ってみたい街だと思うのですが、快適な特急でフィレンツェから一本で行けるトリノもなかなか良かったですよ。数か月前に予約すれば、イタロの早割で一人片道35ユーロという激安チケットもあるし。
昨晩は夕食後に、アントネッロが「トリノで買ってきたクッキー、開けてもいい?」と嬉しそうに戸棚からとっておきのクルミリを出してきました。ユキからトリノに行ったら買ってきてほしいものと言われたのがこのクッキーなんです。なんでも、同居人のEちゃんがこのクッキーの大ファンで、トリノに旅行に行った彼氏に頼んだら、何故か彼はポレンタを買ってきたのだとか。だから今回は是非、念願のクルミリを食べさせてあげたかったんだそうです。
kurumiri またはcurumiri という可愛い響きの名前がついたこのお菓子は、トリノから1時間ほど行ったカサーレ・モンフェラートという街の名物です。1878年に亡くなったイタリア国王ヴィットーリオ・エマヌエーレを偲んで、彼のトレードマークだった髭の形にして、ロッシというお菓子屋さんで作られ始めたのが始まりなのだとか。
え、髭には見えないけど、と思いながら、この王様の
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