サバウドな街トリノ

たった2日間の週末旅行だったので、全ての見どころを周ることはできなかったけれど、トリノでどうしても訪れてみたかったのが、王宮博物館でした。今回トリノ訪問で新しく知ったイタリア語があります。それは sabaudoまたは sabauda 。(イタリア王国の国王を輩出した)「サヴォイア家の」という形容詞です。pasticceria sabaudaとか、piatti sabaudi など、お菓子や料理にも「サヴォイア風」という言葉が使われています。
↑今回見つけた「可愛いもの」こんな兜で来られたら、笑っちゃって戦えない(爆)。被るほうもちょっと・・・
途中、しきりにアントネッロが部屋の扉の写真を撮ったり、金具を見たりしていました。
全ての扉が傾いているのです。よく見ると、上下の蝶番の大きさが違っていてわざと斜めになるようになっていました。斜めになっているものが気になっちゃうアントネッロが係の人に聞いたところ、これは porta volante (直訳すると「飛び扉」)というもので、その昔、両手がふさがっていた使用人が足で扉を開閉できるように、また冬は寒いトリノで扉が開けっ放しにならずに自動的に扉の重さで閉まるような仕組みなのだそうです。
なるほど~。説明を聞いてアントネッロもやっと納得しました(笑)
この窓からの冬の風景も好き。
そして
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