別れは突然に訪れる
実は今、急遽、プーリアに来ています。
突然だったのですが、プーリアの義父さんが亡くなり、お葬式でバタバタとしておりました。多分、当の本人が一番びっくりしていると思うくらい、それまでピンピンしていたのに、急に逝ってしまったんです。丁度、義母さんと年末にフィレンツェの我が家に行こうねって二人で計画していた矢先だったようで、義母さんの落ち込みは相当なものです。義母さんは自分のほうが年上だから、先に自分が逝くだろうって思っていたみたいで。
私たちにも先週の日曜日に電話で、「インマコラータのペットレを二人で食べたよ」って言っていたので、その直後に亡くなったと聞いて、本当にショックでした。
3人の息子、娘が自慢で、5人の孫全員に愛情を注いでくれた家族想いの優しいお爺ちゃんでした。義父さんのお嫁さんと私にも優しく接してくれて、周りに「自慢の嫁たちだ」って言っていたそうです。何より、長年連れ添った義母さんのことを一番心配して、大切に想っていた人でした。夏の海でまだ小さかった孫たちが、お爺ちゃんによじ登って、水の中に飛び込んで遊んでいた光景を思い出します。
このブログを書いている間も、義父さんのちょっとはにかんだような優しい笑顔が思い出され、温かい涙が溢れてきます。あなたに会えてよかった。本当にありがとう。
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今日も読んでくださってありがとうござい
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