水車小屋からグラツィエ
先週の土曜日は、アントネッロが長らく作っていたあるものを水車小屋にやっと運びました。
それはキウーザと呼ばれる、水車小屋の溜池に流れ込む河の水を制御する水門です。
豪雨で土砂が溜池に流れ込むという問題は、以前からずっとあり、根本的な解決策として、今まで古くなって殆ど機能していなかった水門を新しく作ることにしたのです。そこで、その資金を集めるべく、3年前の2021年にクラウドファンディング・キャンペーン(上の記事をご覧ください)を実施しました。このキャンペーンには日本からも賛同してくださる方々が参加してくださり、3カ月で約8000ユーロ(約140万円)もの金額が世界中から集まりました。
とはいっても水門は、見積もりを取ったところ、業者に注文すると1つあたり3000ユーロ以上+設置工事代金で、集まったお金をはるかに超えてしまうものでした。
そこで、うちの親方が、材料費と必要な機材のみをアソシエーションから払ってもらって、自分で作っちゃったんです。
晴れた土曜日の朝、長らく我が家の納屋に置かれていた巨大な水門を水車小屋に設置することになりました。
これ、分厚い鉄でできていて、本当に重いんです。親方のワゴンが潰れなくて良かった(汗)
男衆が4人で運ぶ。
ここが川から水車小屋の水路に水が流れ込む部分です。
見え
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