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チベット仏教の土地に再訪

 インド69日目 ヌルプルの町〜チベット仏教の総本山 ダラムサラの町 散々チベット仏教圏であるラダックを走ってきた私だが、実はラダックにはその本拠地は無いし象徴とも言えるダライ・ラマ14世もここには住んでいない。 じゃあ何処が本拠地なのさ? といえば、レーの町から道に沿って600km以上も移動し州を跨いだヒマチャル州のダラムサラ(ダラムシャーラー )の町こそがそうだ。直線距離ならもっと短いけど道中ヒマラヤの山々を超えて行くため南側から回り道ないとアクセスできない立地。 ということで本日ダラムサラに向かいます ラダックにおけるゴンパ見学はまぁそれなり程度の面白さだった私だが、チベット仏教の人たちの親切さや緩やかな雰囲気は非常に好ましく思っていて是非ともダラムサラには行ってみようと思ってた。インドの暑さにヤられて標高の高い避暑地へ逃げ出したかっただけではないのだ。 曇り空で天気は悪いのだが 相変わらず気温も湿度も高くて不快指数の高い環境が続く。オマケに道路工事による未舗装路が次々に出現して昨日に引き続き私とロシナンテ号を汚しにくる始末。乾燥した土地で砂埃によって汚されるのは構わないけど、泥が跳ねまくって汚れるの嫌いなんだよね。自転車の不具合も起きやすいし。 文句言っても仕方ないが しかしガッツリ土砂崩れしてるな 途中で雨が降り出してしまい慌てて軒下にエスケープ。一時は絶望を感じさせるほ

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