インドであってインドっぽくない土地

　インド１４日目　ルリーの町〜レーから南に約３００km カナッグの町　山あり谷あり高低差の激しい地域であるためそれに伴い気温も激しく変動する。昨日は肌寒さすら覚えた気温だったのに、今朝は既に３０度に迫る気温ときた。それでもインド平野部よりは随分マシなのだけど。　なんだかんだ標高８００mくらいあるので　かなり激しい流れの川　この川を渡るために２０００m下りてきて、再び２５００mほどの上り坂が始まる。１本の川を越えるために複数日を費やすような行程の土地はアンデス山脈でも経験してるけど、このスケール感にはただただ驚愕してしまう。　最初の５kmだけ川沿いの平坦路　だけどこの５kmはずっと緊張して走ってた。何しろ昨日連発した謎パンクはそもそもの原因が全く不明のまま。今日もパンクした日にゃいよいよこの地域における走行自体が危ぶまれる。　上り坂に入る手前まで特に問題も違和感もなく走れたので一応は安心する。というかここから凄まじいヒルクライム始まるのに余計なことにリソース割くほど余裕ないぞ私は。　インド人にそんなマーク必要ないでしょ　みるみる川が小さくなっていくのは楽しい　体力的に大変ではある上り坂だが、こうして登った分の成果が一目で分かるというのは他にない利点だと思う。「やった成果が目に見える」というのはモチベーションも上がるものだし。　ただこの道は　道路１車線のみの狭隘路なんだよね。切り立った

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