アトラス山脈を越えて

　モロッコ８９日目　チゲドウィンの町〜マラケシュから東南東に約８０km トゥルエの町　毛布２枚重ねにしても寒さを感じる明け方の気温。目を覚まして窓開けてみたら外と気温同じであり、モロッコの家屋は断熱性に優れている印象だったのだけども。土壁タイプじゃないと意味ないのか？　部屋がやたらと広かった　チゲドウィンは坂の途中に位置する町で、つまり昨日に続いて上り坂だ。というか今日こそがアトラス山脈本番であり、気合入れて望まねばいけない大一番。やっちゃるぜ。　結構しんどいレベルの斜度　もう町の姿も見えやしない　中央線もない山の中を通るローカル道路だけど、しっかりアスファルト舗装されているので困窮することはない。村というのか民家がポツポツと距離を置いて立ち並んでおり、ふと稜線の下を除くと小さな集落もある。　結構人が住んでる地域のようで　あそこが頂上ポイントかな　通学中なのか子供が多いが、この地域では私の姿を見つけても手を振ったり挨拶してきたりとフレンドリーな反応で私も楽しい。子供が石投げてきた地域のことは忘れようと思う。　相当しんどい峠だった　というのもモロッコの坂道は何度もカーブを重ねて斜度緩やかに造っていたからさ。どうやら主要道路でない道にまでそうした配慮はなされていない模様。そうだよね、大型ダンプやバスが走らない道なら急斜度でも構わないよね。　なので下り坂も怖いことこの上ない　景色良いので

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