エセ巡礼者

　スペイン１３日目　グアダルブジョン川沿い脇〜マドリードから南に約３３０km アソレスの町　昨夜は倒れるようにして眠ってしまったが、自転車旅行やってる限りは「眠れない夜」というのはそうそうやって来ない。走った日であれば」「疲れた日」か「すごく疲れた日」なのであり、寝袋入れば何時でも熟睡だ。　だけどもっと眠っていたい　アンダルシアの緯度自体は東京と左程変わらないのだけど、とにかくこの地方は暑いことで有名だ。特に夏のアンダルシアは日中の気温が４５度とか平気で超えてくる暑さらしく、この時期にスペイン入った理由の多くが「暑さを避けるため」であったりする。　流石に今の時期だと暑くはない　それでも最高気温は３０度超えたりするけど　１０kmちょっと走ったところで大都市ハエンの町に到着する。山の斜面になぞって造られた町であるらしく、町中に突入してからも坂道が途切れることなく続くため自転車乗りには少々しんどい構成の町ともいえる。　サクッと買い物だけして　君は何しているのかな？　ひたすら高い場所目指して進んでいたら、いつの間にか町外れまで抜けてしまった模様。遠目に見えてた山の山頂が手の届く程に近く迫っているのだが、別にピークを取るため登ったのではない。というかそもそも山を登りたいと思っていないぞ私は。　先へ進みたいのです　いつの間にかまた巡礼の道に入っているようで　こうした道を走ってるとさ、住民から「

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